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やまぐち せいし
明治34年(1901)〜平成5年(1994) 京都生まれ。本名新比古。東大法学部卒。
妻も俳人 波津女(はつじょ)
 俳句界の巨匠、山口誓子・波津女夫妻が昭和53年、詫間町白菊俳句会の招待に快くお応え下さり、詫間町を訪問されています。
 その際、詫間町内の各所を巡歴され、俳句を詠まれ。記念に町内4ヶ所に句碑が建立されました。

 ■ 山口誓子の句碑(1)
  紫雲出山(しうでやま)  紫雲出山山頂展望台付近
燕にも 美しき天 紫雲天   誓子
注: 紫雲出山山頂を飛び回っている燕も美しい眺めだなあと感心しているように見えるという意味の句です。


 ■ 山口誓子の句碑(2)
  則久宅(俳人 則久霞山宅)詫間町浜田
笠松の 笠の間に間に 青嶺透く   誓子
注: 則久宅の庭園の松を見て即興のままに作句されたもので、幾重にも重なった松の間から青々と茂った遠くの山が透けて見えるという意味で、おそらく塩生山を指していると思われます。


 ■ 山口誓子の句碑(3)
  宗良親王旧跡 詫間町田井
青嶺を 都鎮護の 山と見る   誓子
注: 宗良親王(後醍醐天皇の皇子)が詫間に配流され、毎日、目に映るのが七宝連山で、京都の都鎮護の山比叡山のように思われたという意味でしょう。


 ■ 山口波津女の句碑
  箱浦小学校八昭園 詫間町箱
霞みゐて 遠き島ほど うすく見ゆ  波津女
注: 夫妻で来町の折、八昭園から瀬戸内海を見下ろして詠んだ句で誰にでもわかり易く、しかも深い意味を持つ句と言えるでしょう。

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